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扉まわりの工事
- 劣化したフロアヒンジ内部
フロアヒンジとは?
フロアヒンジとは、ドア(開き戸)の軸側の床に埋込んで、ドアの荷重を支え、開けられたドアを適切なスピードで、ソフトに確実に閉める装置です。
ドアの閉じるスピードを調整出来ます。
又、閉まり際の速度調整やドアの開き角度90°付近でストップさせたり、開きにくくする機能が付いたフロアヒンジもあります。
ドアクローザと機能的には同じですが、ドアクローザが扉面に設置されるのに対して、フロアヒンジは扉の軸下に埋め込むタイプの部品です。
マンションのエントランスや、ビル・店舗の出入口など、特に扉がガラスでドアクローザ等を取り付けることができない場合はフロアヒンジが多く採用されています。
扉が閉まるスピードが急に速くなった、扉が引っかかってうまく開け閉めできない、異音がする、油が漏れているなどの症状が出てきた場合は、
フロアヒンジが劣化・腐食しているなどの可能性があり、交換が必要となります。
- このような症状が出たら交換時期です。
ドアクローザとは?
ドアクローザとは、開いたドアをゆっくり自動的に閉める装置のことです。「ドアチェック」ともいいます。
通常、本体はドアに装着し、バネ仕掛けの腕(アーム)を枠に固定します。スプリングの反発力とオイルダンパー(油の粘性を利用して衝撃や振動を
やわらげる装置)による速度調節によってゆっくりドアを閉めるため、指をはさむような事故や騒音を防ぐことができます。
おおよそ15年程度で経年劣化が始まり、寿命がくると言われています。20年使用出来たら良い方です。
ドアクローザの速度に変化が見られたら、まずは油の変化を疑いましょう。特に本体から油が漏れている場合は、速度も急激に変化しやすく、事故の原因となります。
ドアクローザは分解、改造、油の注入が出来ないつくりのため、至急交換するようにしてください。
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